入会・年間会費無料のクレジットカードの理由

入会費や年間会費が無料であるクレジットカードも多数あります。なぜ無料のクレジットカードを、クレジットカードサービス会社は発行するのか?その理由は、クレジットカードサービス会社はクレジットカード利用者から入会費や年間会費を回収できなくても、クレジットカード加盟店からクレジットカード利用者の売り上げの数%を回収することができるからです。

また、クレジットカード利用者がクレジットカードを利用することによって発生する金利手数料も回収することができるからです。クレジットカード利用者の支払う入会費や年間会費のみがクレジットカードサービス会社の利益ではないことがまず1点です。

さらに、クレジットカードサービス会社同士の競争の中で、「年間会費無料」「入会費無料」として宣伝することにより、他のクレジットカードサービス会社との差別化を図ります。「年間会費無料」、「入会費無料」という宣伝で少しでも多くのクレジットカード利用者を取得できれば、その分、クレジットカード加盟店でのクレジットカード利用にもつながり、クレジットカード加盟店での収益につながります。

このため、クレジットカードサービス会社は、年会費や入会費が無料のカードを発行し、そのほかポイント付与など無料でサービスを提供しても、多くのクレジットカード利用者を取得したい事情があります。年間会費や入会費が無料のクレジットカードは、クレジットカードを利用する機会が少ない層にも、(使わないかもしれないけれど、便利そうだし無料なら申し込もうかな)、という意識を持たせるための宣伝文句です。

クレジットカード手数料の計算方法

クレジットカード利用者は、年会費の他に手数料を支払います。たとえば、クレジットカードの発行手数料や解約手数料、分割払いを選択した際にかかる手数料などです。クレジットカードの手数料は、実質年率という手数料率で表されます。

複雑な公式に、商品代金、実質年率(カード会員規約に記載されているもの:0.2%~30%)、支払い回数(支払い期間)、一回目の支払い金額、二回目以降の支払い金額に当てはめて求めます。手数料計算をする際は、ご自身のクレジットカードで分割払いができるか確認して下さい。これらの手数料は、クレジットカードごとに設定が異なりますので、手数料が0円のクレジットカードも存在します。

また、公共料金の支払いにクレジットカードを利用することも可能ですが、その際には基本的に手数料はかかりません。また、クレジットカード加盟店(クレジットカード利用可能なお店)に対して手数料を支払う必要はありません。低額の商品購入時に、レジで「別途5%の手数料を頂きます。」と言われたり、風俗店などのいかがわしいお店でのクレジットカード利用時に、場合によっては20%手数料を請求されたりすることもありますが、これらは払わなくて良い手数料です。

クレジットカード加盟店がどうしてクレジットカード利用可能にしているかというと、分割払いが出来て使いやすいクレジットカードを利用されることにより、顧客単価が押し上げられ、そのうえ代金回収を確実に出来るメリットがあるからです。けっして顧客から手数料を取るためではありません。これはクレジットカード加盟店の規約違反となります。

クレジットカード入会手数料の消費税について

クレジットカードの利用を希望する人は、まずクレジットカードのサービスを行なう会社に入会申込みを行ないます。これは書面での申込書提出でも、ウェブサイトからの申込みでも可能です。

様々なクレジットカードの中から、自分の利用目的に合ったカードを選び、クレジットカードにて得られるサービスとそれに付随する会員規約を了承出来れば、各クレジットカード会社で指定された手続きに沿って申込み手続きを行ないます。書面申込みの場合でもウェブサイトからの申込みでも、引き落とし口座番号や免許証等の確認、また場合によっては年収を証明する書類等が必要になる場合があります。

申込み完了後に、クレジットカード会社にて、クレジットカードを発行するか否かの審査が行なわれます。これはクレジットカード会社が受領した申込書の不備や、申込み者の年収や勤続年数、現在の住所での居住年数、そしてこれまでの借り入れ等を基準にして行なわれ、基準点に達しない場合は、クレジットカードの申込みをしてもカードが発行されません。審査が通り、クレジットカードが発行されれば、申込者は入会金及び年会費を支払うことになります。この入会金及び年会費は、消費税の課税対象となることが一般的です。

クレジットカード会社へ支払う年会費は、クレジットカード会社から得るサービスの対価と考えられるため、そのサービスに消費税を支払うことになります。これは、例えば年会費5,000円のカードであれば消費税250円のため年会費5,250円というように、消費税が分かりやすく設定されているクレジットカードが多いようです。

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